ストリングトリックの始まり。正確にいえばエレベーターのほうが始まりに位置するのですが、「こういうのがストリングトリックなんだ感」があるのは断然こちら。
ヒモでヨーヨーを振るやり方を覚えられる、1A基礎の王様たるトリックです。名前も見た目のインパクトもグッド。「最近ヨーヨーやってるんだ」「お、やってみせてよ」というやり取りからこの技を披露するのは鉄板の流れといってもよいでしょう。
ちなみに、最初のマウント部分を『ブレインツイスター・マウント』といいます。
成功基準
- 最後の回転時、人差し指を軸にヨーヨーを回して、ストリングが自然と離れる
- ストリングがピンと張ったまま回せていればOK
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
派生
ブレインツイスターが完璧になったら、少し難度が上がりますが、よりスムーズな流れになるブレインツイスター2(ボトム・マウント・ブレインツイスター)にも挑戦しましょう。
また、ストリングを押して回すトリックは、ほとんどがブレインツイスターの派生といっても過言ではありません。トラピーズ・バックフリップ(ムーンサルト・バックフリップ)や、スプリット・ジ・アトムが代表例です。
ちなみに、ヨーヨーをストリングに乗せた状態で回す動作全般をサマーソルトといいます。ブレインツイスターを含め、この回す動作が苦手という方は、一度練習してみてください。
豆知識
ハイパーヨーヨーでは第一期スーパーレベル、およびスーパーレベル2000で登場。その後も第二期のスーパーレベル、第三期ではハイパーレベル1stで登場しました。
JYYF(日本ヨーヨー連盟)の検定でも、ベーシックトリックSet3で登場します。とにかくストリングトリックの基本となるリストには必ずいます。
それだけ上達に欠かせない大事なトリックであることが伺えるだけでなく、なによりも大胆にヨーヨーを自分の手でコントロールする感触は、やっていてとにかく楽しいし、達成感があります。