《2024/10/05》新トリックリスト追加

アイアン・ウィップ – Iron Whip

全トリック1A(ストリングトリック)
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かつての1Aにおけるウィップの基礎です。現在はスラック・ウィップの方が、難度的に手前に出現するため、アイアン・ウィップの方が応用の立ち位置になっているといえます。

トラピーズをして、利き手でトラピーズの輪を内側から握り、その握った手と反対の人差し指との間隔を広げてヨーヨーを浮かし、その輪を1周して再度同じところにかけます。

基本的なコツは他のウィップと同じで、近道をしてヨーヨーにかけにいかないこと。しっかり遠回りをして、輪の全体を、大外から円を描いて遠心力をかけます。

時計の針を参考に、輪を以下のように振るイメージを持ってください。

  • 右利きの場合:自分から見て、輪を6時→3時→12時→9時の順に一周
  • 左利きの場合:自分から見て、輪を6時→9時→12時→3時の順に一周

輪をキレイに飛ばせない時は、この1周をキレイに回せておらず、6時からいきなり12時に回している可能性があります。改めて、焦って近道をしないよう意識してください。

解説動画では、かけた後にトラピーズの形を両手で見せていますが、見せずにそのまま続けても構いません。

成功基準

  • 2回以上

トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。

前提トリック

派生

豆知識

世界大会1A部門の規定トリック予選で、2003年から2006年まで採用されていたトリックであり、タイブレークトリックでもありました。

タイブレークトリックとは、同点のプレイヤーが出現した場合に、当該トリックの成功回数が多い方が上位になるトリックのことです。

最低成功基準は、2006年のみが4回で、それ以外では3回だったようです。その回数を超えた時点で、通常の成功ポイントは加算され、プレイヤーは続けてそのトリックに失敗するまで挑戦を続け、連続成功回数が同点のプレイヤーとの順位決定に用いられます。

1A向けおすすめヨーヨーなど

◆この記事を書いた人

2009年ヨーヨー世界チャンピオン。
スタッフの中で最年少ながらも物怖じしない性格と、持ち前のガッツでがんばるリワインドのフロントマン。よく寝てよく食べる。2008・2009年ニューヨーク国際オープン1A部門優勝。2009年世界大会1A部門優勝。現在C3yoyodesignに所属し、シグネチャーモデル『クラウン』『クラウン.st』『クラウンTi』『ルーク』発売中。

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