イーライ・ホップを、さらにダイナミックにしたトリックがこちら。
ヨーヨーを回して勢いをつけてるサマーソルトから、直接ホップへつなげます。ホップそのもののコツは変わりませんが、サマーソルトが不安定だとまったく上手くはまりません。まずは同じ軌道で延々とサマーソルトができるようにしておきましょう。スピードも自在に操れると理想的。
その後、回したあとに少しでもヨーヨーを浮かせて再度マウントします。この時点では高さは必要最小限でOK。できる限りストリングがたるまないよう、通常のイーライ・ホップの感覚を思い出して、しっかりと両手の感覚を狭めて、広げ直しましょう。
最終的にはサマーソルトからホップまでを止まらずに行います。
成功基準
- 3回以上
- ストリング全長の半分以上飛ばす
- サマーソルトからホップまでは止まらずに行う
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
派生
解説動画とは逆の回転からのサマーソルト・イーライ・ホップも存在します。他に応用が効きやすい要素ではなく、なかなかマニアックなトリックではありますが、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
豆知識
慣れてくると「サマーソルトをしてからの方がホップしやすくなる」と感じる人も少なくありません。直接跳ね上げるよりもスピードを調整しやすいことが影響していると思われます。
また、ホリゾンタル中はサマーソルトで傾きを維持したり、直したりできるので、高難度なホップコンボやフリースタイルに挑むにつれ必須となるテクニックでもあります。