スリープ方向を反対方向に切り返し続ける、アーチ系(シュート系)ルーピングトリックです。その名の通り、弧を描くような軌道のトリックとなっています。
インサイド・ループやホップ・ザ・フェンスと異なり、常にヨリが一定で変わりません。
アーチ系はルーピングトリックでありながら、ストリングトリック向けとされるウイングシェイプのヨーヨーの方がやりやすいという特徴も。ルーピングヨーヨーで苦戦したら、ワンスターやサクラストリームといったヨーヨーでトライしてみましょう。
成功基準
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
うまく返せないときは
動きがうまく連動できないと、返すタイミングがわからずヨーヨーの軌道が乱れがち。ヨーヨーが戻ってきてから返すのではなく、戻しながら返すくらいの気持ちで構えておきましょう。
力は入らないトリックなので、リラックスして、肩から力を抜いてください。力が入ってガチガチになれば、軌道もガチガチになります。
何度もリピートするトリックですので、手の動かし方、手を動かす位置、力加減、ヨーヨーがどの軌道を通るかは常に一定にします。一度でもうまく返せたとき、自分の手はどうだったか、ヨーヨーはどうだったかを意識して、少しずつ体に染み込ませていきましょう。
ループやホップと同様に、手前に返したとき、奥へ返したとき、それぞれの着地地点が毎回一定になると、より安定します。強く投げると返す力も強くしなければならず、思い通りのポイントに返せないので、できるだけ弱めに投げるのもコツ。
派生
- 両手で行うツーハンド・プラネット・ホップ
- 顔から上で行うリーチ・フォー・ザ・ムーン(シュート・ザ・ムーン)
- プラネット・ホップからリーチ・フォー・ザ・ムーンに変化していくプラネット・ファウンテン
豆知識
ハイパーヨーヨー展開時にはオーバー・ザ・フェンスという名前で知られていましたが、ちょっと見た目も近いし名前も似ているホップ・ザ・フェンスと非常に紛らわしく混同されがち。筆者は幼少期の頃たまに間違えていました。