《2024/01/18》一部トリックに別名追記

グリーン・トライアングル – Green Triangle

全トリック1A(ストリングトリック)
スタイル固有タグ:

解説パートは1:43から。

ストリングトリックにおける、ヨーヨープレイヤーが共通して成功型と認識する三角形をした特殊なトリックです。ただし、一定の形を作るにも関わらず、あまりピクチャートリックと認識されてはいません。

なんとも不思議な立ち位置のトリックというかエレメント(要素)ですが、ありとあらゆるトリックからつながるため、派生が無数に存在し、なんだかんだ愛されています。

この解説動画では、もっともシンプルな作り方を解説しています。

グリーン・トライアングルの定義(仮)

実際に文章で定義する場合を書いているのみですので、読み飛ばして構いません。特に練習に役立つ情報ではないので、興味がある方のみお読みください。

ヨーヨーと、ストリングの交点と、もうひとつの支点で三角形を作ります。

この中で、ヨーヨーとストリングの交点の間のストリングが2本になっており、なおかつヨーヨーから伸びている1本のストリングと、2本の方のストリングが、ヨーヨーの軸の上で交差していなければグリーン・トライアングルとなります。

このままほどくと中で絡んでしまうため、ほどく際にはヨーヨーを手前か奥に落とさなくてはいけません。どちらに落とせば絡まらないかは、作り方によって異なります。

逆に、 ヨーヨーから伸びている1本のストリングと、2本の方のストリングが、ヨーヨーの軸の上で交差していればフェイク・グリーン・トライアングルとなります。 こちらは手を離すだけで、ストリングが絡まずにほどけます。

成功基準

  • 確実に形を見せる

トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。

前提トリック

派生

やろうと思えばどこからでも作れるんじゃないかというくらい、慣れてくればどこからでも作れる形です。ここでは即座に作れるもの、亜種のものを一部紹介します。

豆知識

開発者はポール・エスカラー氏とされています。業界内では、特にバインド黎明期における活躍が有名で、現在のストリングトリックに通ずるリスト・マウントスーサイド・キャッチなどを開発したことでも知られる、著名なトリックイノベイターの一人です。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

1A向けおすすめヨーヨーなど

◆この記事を書いた人

2009年ヨーヨー世界チャンピオン。
スタッフの中で最年少ながらも物怖じしない性格と、持ち前のガッツでがんばるリワインドのフロントマン。よく寝てよく食べる。2008・2009年ニューヨーク国際オープン1A部門優勝。2009年世界大会1A部門優勝。現在C3yoyodesignに所属し、シグネチャーモデル『クラウン』『クラウン.st』『クラウンTi』『ルーク』発売中。

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