ダブル・リスト・クロス・ループ – Double Wrist Cross Loop

腕が2回交差するリスト・クロス・ループです。

腕の交差は、右利きの場合、右手を上、左手を下にするとやりやすいです。

右手を伸ばした状態で、右手に対して左手を巻きつけるようなイメージで腕を2回交差させます。

※01:11で、この交差の形のことを「デュアル・クロス」と説明していますが、これは撮影当時の名前案であるため「ダブル・リスト・クロス」と同義です。気になった方はどうか見て見ぬフリをしてください。

トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。

2回腕を交差させた時、両手の親指がが上を向いている状態にしましょう。親指が下向きになっていると途端にできなくなってしまいます。

交差させる形がわかったら、片手ずつループの練習をしましょう。右手の場合、2回交差させる時に右手でアウトサイド・ループを1回通します。左手の場合、左手が下になり、右手を伸ばしたまま左手でも1回アウトを通します。

左右それぞれの構造を覚えたら、実際に両手で合わせてみましょう。2回クロスしてアウトを通すタイミングは、下にあるほう腕の方を先にアウトにして、それを追うようにしてもう片方の手をアウトにします。

ループの縦の軌道をなるべく崩さないようにするのがコツです。横に振りすぎてスリープしてしまったりすることがあるので、コンパクトに縦の軌道を変えずに行いましょう。ヨーヨーの軌道に体が合わせるくらいのイメージで行うと良いです。

ホップで行うダブル・リスト・クロス・ホップも併せて覚えたいトリック。