トラピーズから、スラックしたストリングを親指にかけ、逆さまのタワーを作るトリックです。
親指はストリングをかけた状態をキープしながら、スムーズに手前へ引き抜く必要がありますが、そこさえできれば完成は目前です。
タワーの形をキレイに作るには、タワーの両足の部分が短くならないようにすること。上半分と下半分の長さが、ちょうど半分ずつになるようにすると良いでしょう。人差し指と中指でストリングをはさんで固定するタイミングに注意すると、半分ずつで分けやすくなります。
成功基準
- 確実に形を見せる
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
豆知識
このトリックはセンバヒデマサ選手が有名。2004年世界大会最序盤に、トラピーズをしない形から同じタワーを作っています(このトリックの原型ともいえます)。
ただ、おそらくさらに前の別の大会で披露されていた気もするのですが、該当する演技が見つかりませんでした。情報提供、お待ちしております。