まずベルベット・ロールをします。ストリングを短く巻きつけることが目的なので、好きな回数(2回程度)行います。自分から見て奥のヨーヨーを、ストリングを中指で挟みつつ手前に回し、同じストリングに上からマウント。
両方同時に跳ね上げてイーライ・ホップをします。真上ではなく、少し斜め上くらいを狙うと良いでしょう。
最後はヨーヨーを前方に落とし、ほどいてキャッチ。
成功基準
- 正確にマウントする
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
イーライ・ホップのコツ
1Aのイーライ・ホップでは、両手を近付けてなるべく最大距離を出そうとするのに対し、ベルベット・ホップで同様にやろうとすると、2つのヨーヨーの軌道がバラバラになってしまいます。なるべく同時に跳ね上げて、ストリング全長7割程度を使うようにしましょう。乗せる時はまっす飛ばすことを意識しましょう。コツと言うにはシンプルですが、これが全てと言っても過言ではありません。また、全体を通してヨーヨーの動きを目で追うことも重要です。意識するかしないかで、成功率が変わってきます。
豆知識
2009年世界大会3A部門優勝の木村健太郎選手が、同大会でベルベットのコンボの最後に行っていたトリック。この時のフリースタイルはどのトリックも前衛的でしたが、このトリックも会場を沸かせた技のひとつです。