両方のヨーヨーでスリープをしながらアーム・ラップをする、名は体を表すトリック。
スリープ・アーム・ラップ自体はいくつか型があり、この動画は一例として参考にしてください。
片手ずつ見ていきましょう。
まず利き手はクロス・ラップの状態になります。
利き手でない方の手は、指にストリングを巻きつけて短くしてピンホイールを行います。親指以外の4本指に4周程度巻きつけるのが目安です。クロス・ラップ側と同じくらいの長さだと理想です。
片手ずつで構造を理解したら両手で合わせていきましょう。
まず反対の手でリバース・アラウンド・ザ・ワールドをします。回す勢いを使って4本指にストリングを巻きつけて長さを調整します。長さが定まったら、利き手のヨーヨーのクロス・ラップと合わせます。3周以上したらクロス・ラップをほどいてキャッチします。
成功基準
- 3周以上
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
スリープを保つコツ
基本的なことですが、まっすぐ投げることが大前提であり最大のポイント。利き手でない方の手でもしっかりとリバース・アラウンド・ザ・ワールドができるかどうかが重要です。もしどうしてもスリープが続かなかったりヨーヨーが傾いてしまう場合は、通常のアラウンド・ザ・ワールドを後ろに行って、そのあと体を反転するという始動でも練習段階ではOKです。