プラスチック・ウィップをトラピーズ中に行う、フーディーニ・ウィップの逆バージョンです。手順もコツもほぼ同一ですので、そのまま掲載します。
上から振りかぶり、奥側のストリングがヨーヨーにかかればフーディーニ・マウント(カミカゼ・マウント)の形になります。基本的には利き手のみを動かして、反対の手は指でストリングを挟んでおいて、そのあとは力を入れないでおくのがポイントです。
トラピーズ中のヨーヨーの位置は、利き手でない方の手に少しだけ寄せておきましょう。利き手側のストリングが6:反対側が4、くらいのイメージ。これがストリングがかかった瞬間に1:1になると理想的です。
どうしてもストリングが飛ばない、ヨーヨーにかからないという場合は、しっかりヨリを直して、トラピーズの輪を挟む力を強くしてください。少し極端なくらい強く挟んでOK。
そして輪はプラスチック・ウィップの時と同じく、弧を描くよう山なりの丸い軌道を描きます。そのまま人差し指をヨーヨーのそばに叩きつければ、輪が現れます。
フーディーニ・ウィップから引用
最後は利き手人差し指のストリングを離せば、ヨーヨーがストリングから外れます。できるようになったら、解説動画の通り何度も繰り返してできるくらい完成度を高めていきましょう。
成功基準
- 輪をかけた後、ヨーヨーがストリングから外れる
- 外れたあと、トラピーズをせずそのままバインドをしても良い
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。