マウントした瞬間にヨーヨーを弾き出し、すぐ再びマウントするのを繰り返します。構造上ヨーヨーはかなり細長い楕円軌道を描き続けます。
イーライ・ホップの変形ともとれますが、こちらの方が難度としては易しめです。
このデモンストレーションでは、もっともシンプルな形のクイック・ホップを行っています。できる限り一定の軌道で繰り返しできるよう練習し、その後は後述の派生トリックにも挑戦してみてください。
成功基準
- 3回以上
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
- トラピーズ
派生
このトリックはリバース・トラピーズからでも、ダブル・オア・ナッシングかクラッシュ・オア・ナッシングからでも可能です。これらの型ができればヨーヨーを上へ下へ自在に飛ばすことも、ストリングの長さを自在に操作して見た目に変化をつけることも可能になります。
こちらの映像では、ジョン・アンドウ選手によるクイック・ホップのバリエーションが行われています。クラッシュ・オア・ナッシングを始動に、上下のマウントそれぞれから連打で飛ばし、さらに角度を変えて自らも回転しています。
該当部分は2:06から。
豆知識
アジアのプレイヤーから広まったトリックということからなのか、アジアン・ホップという別名もあります。
慣れてくると、実はリバース・トラピーズと組み合わせた方が安定するようになり、スピードも出しやすくなります。パフォーマンスにもおすすめですが、スピードの出しすぎで指がヤケドしないようご注意ください。無茶をすると、グローブでもすぐ破れてしまいます。