ツーハンド・アラウンド・ザ・ワールドを背面で交差するトリックです。
まずは片手ずつ、1周したあと手を背中に回すアラウンド・ザ・ワールドを練習しましょう。
両手でやる際、投げ出しは利き手から交互にアラウンドをします。（やりにくければ逆でもOK）
最初に1周したら、2周目に入る時に手を背面に持っていき交差します。2周目が回り終えるタイミングで交差を戻し、前に戻ったヨーヨーをキャッチします。
背面では利き手の上に反対の手をかぶせて交差するのがおすすめ。
トリック自体の難しさより、恐怖心との闘い。これに尽きます。最初は怖いと思いますが、途中で遠心力が弱まると変な所でヨーヨーが戻ってきてしまうので、（物理的な意味でも精神論的な意味でも）勢いが大切です。道具はヨーヨーではなく、ストリングの先にカウンターウェイトや柔らかい物を取り付けて練習するのも良いでしょう。
成功基準
- アラウンドを背面で交差
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
片足前に出す
手が背面にある間、足を片方前に出して背中の空間を広げるとやりやすくなります。右足、左足どちらでも構いません。背中に空間を作るのが一番の目的のため、前に出した足は地面につけなくても良いです。
アラウンドはコンパクトに
アラウンドはなるべく振る幅をコンパクトにしましょう。背面に手は通しつつ、リスト・クロス・アラウンド・ザ・ワールドと同様に、ヨーヨーは体の横スレスレを通過するようにするのがコツです。
ヨーヨーを止めて練習しよう
ヨーヨーの回転を止めた状態で、まずは片手のアラウンドのみで練習をしましょう。次に、反対の手でも同様に練習します。それができたら、左右両方とも止めたままで回す練習をしましょう。最後はスリープをした状態でトライしましょう。
豆知識
正確に名付けると「ビハインド・ザ・バック・リスト・クロス・アラウンド・ザ・ワールド」という長い名前に。デビル・ウィングのアラウンド版ということで、分かりやすい名前にしています。