高見祐希選手考案の、ショルダー・ラップ・ツイストの応用技です。
まずは利き手の動きを覚えましょう。
アラウンド・ザ・ワールドをして、1周したらタイム・ワープのように切り返します。利き手とは反対側の体の横をヨーヨーが通るようにしつつ背面へと持っていき、そのまま腕にストリングをかけます。(力こぶを作るように腕を曲げないとできないので注意!)
腕にかけたら、ヨーヨーを肩の上を通すよう1周させ、その流れで体の正面に持って行きもう1周させます。再び腕を外側へ振って背面で1周してからキャッチします。
両手でやる時は、利き手でアラウンド、反対の手でループを同時にスタート。次に利き手でタイム・ワープ、ループはそのまま続行します。利き手のストリングを肩にかけてヨーヨーを背中→正面→背中へと振ります。正面から背中へ行くタイミングで、反対の手でワープ・ドライブに移ります。
利き手は背面、反対の手は正面で、それぞれアラウンド1周をしてキャッチ。
成功基準
- 正確にヨーヨーを動かす
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
利き腕は肩に置いておく感覚
タイム・ワープで切り返したあと、返した延長線上に利き手の肘が来るようにします。ヨーヨーと腕は同時に合流するものの、感覚としては腕を先に押しておくイメージです。
両手で合わせる時のタイミング
利き手で回す過程でいう「外側(背中)→正面→外側(背中)」の正面から外側へ向ける時に、利き手でない方の手でワープ・ドライブを行います。
豆知識
高見祐希選手が考案したトリックで、彼のシグネチャーバージョンのループアップにもこのトリックをしている様子が描かれています。