2025年10月20日追記:
トリック名をトルネード・バインド(DNA)から改称しました。
2020年頃から、SNSでの爆発的なヒットにより、世界的に有名になったトリックです。
横向きにスリープしたヨーヨーを指の上で支え、そのままバインドをしながら利き手をヨーヨーの真上に移動すると、ストリングがらせん状になります。
すぐにヨリがねじれて偏るため、完成したら眺めたくなる気持ちは大変よくわかるのですが、すぐにキャッチしましょう。
最初に真横に投げるのが難しい人は、プル・スタートやフィンガー・ジャイロにしてみたり、ハブスタック(アクセルディスク)搭載ヨーヨーを使うのも有効。
成功基準
- 確実にらせん状のストリングを見せる
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
すぐヨリが直る裏ワザ
DNAの練習をしていると、思っていた以上にストリングのヨリが偏ってねじれてしまい、初期の段階ではヨリを直している時間のほうが長くなることもあります。
しかし、ストリングのねじれをほぼ自動で解消してくれる道具が存在します。それがボールベアリング搭載カウンターウエイトです。
指にストリングが絡まるときは
DNAをやろうとすると、指にストリングが巻きついてしまい失敗することがよくあります。
これは解説動画の、親指でストリングをホールドする部分ができていないのが原因なのですが、このホールドが結構難しいポイント。そこで、以下の動画でもうひとつのホールドの仕方を解説しております。
派生
- ハブ・スネーク(ハブスタック・DNA) ※ハブスタックを用いる以外は同じ
- サムライ・バインド
- ラセレーション・バインド・DNA
ほかにもストリングを長くしたり、複数人で行ったり、数を増やしたりすることで無数に派生できます。
豆知識
もともとはトルネード・バインドという名称で知られていましたが、SNSでヒットした頃から『DNA』と呼ばれ始め、現在ではトルネード・バインドと呼ばれることは少なくなりました。
当然、DNA(デオキシリボ核酸)が描くらせんからそう呼ばれるようになったわけですが、正確に言うとDNAは二重らせん構造であり、一本のストリングでらせんを描く本トリックは「RNA(リボ核酸)ではないか」と言われることもしばしば。高速回転してるから二重らせんってことにはなりませんか


2024年からのハイパーヨーヨー第四期にあたる、ハイパーヨーヨーアクセルのメイントリックとしても抜擢されました。
手で持った状態でもヨーヨーが回転できるようになるアクセルディスクを用いることで、比較的カンタンにDNAができることから、アクセル・DNAとして紹介されています。