アトム・マウントから、ヨーヨーを前後の8の字軌道で動かすトリックです。
バリエーションが『1』と『2』の2つあり、構造を覚えやすいのは『1』ですが、現在一般的なのは『2』で、しかもこちらの方が応用もしやすい動きとなっています。
解説動画では『1』から『2』の順番にやり方を紹介しています。ストリングの構造上は同じ乗せ替えをしており、手の動かし方が少し異なっているというくらいの差です。元々どちらにもナンバリングはなく、同じトリックとして扱われることも多いのですが、当店では解説動画の流れの便宜上、区別しています。
慣れてきたら、よりスピーディにできるように練習してみましょう。
成功基準
- 3往復以上
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
- バレル・ロール
派生
チェイン・リアクションを途中で中断したような動きになるトリックがシーシック。より感覚系のトリックになるため、デモンストレーションと同じ動きになかなかならず、苦戦されがちなトリックです。
豆知識
チェインリアクション/チェーンリアクション [Chain Reaction] は、連鎖反応という意味。
その名が示す通り、このトリック自体が2つの動きが連鎖する動きになっているだけでなく、他の縦トリックと連鎖しやすいです。アトム・マウントから始まるトリックでチェイン・リアクションとつながらないトリックはなかなかありません。
コンボに組み込めばスピード感をプラスすることも可能。動きが大きめなのもあり、さり気なくパフォーマンス映えするトリックでもあります。
ちなみにチェイン・リアクション2は、もともと『タムホーク・スペシャル』と呼ばれていたそう。