ロック・ウエイト・アラウンドと同じ要領でヨーヨーにストリングを1重引っ掛け、トラピーズの輪に両方の人差し指を入れて横に広げます。広げる感覚は、こぶし2個分くらい。
ここからヨーヨーを振って遠心力をつけ、ヨーヨーの回転方向(スリープの方向)に沿って、両方の人差し指を軸にウエイトと一緒に回します。これがロールオーバーです。
最後は慎重にヨーヨーの動きを止め、ウエイトをつかみ直してロックを解いてキャッチします。
成功基準
- 5回以上
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
派生
手を交差する応用があります(名付けるとしたら『リスト・クロス・ロールオーバー』でしょうか)。右か左、どちらを上に交差してでもできるため、通常のロールオーナーと合わせてコンボにできます。
ヌマガミマコト選手が、2004年世界大会5A部門優勝時のフリースタイルで実際にそのコンボで行っています。
該当部分は02:19から02:29まで。