《2024/01/18》一部トリックに別名追記

キック・アップ(蹴り上げ)- Kick Up

全トリック2A(ルーピングトリック)
スタイル固有タグ:

ダブル・バーチをしながら首跳ね起き(ネックスプリング)を行うアクロバティックなトリック。

これは厳密にはヨーヨーのトリックというより、トリックをやりながら同時に体を使ったアクションをする”一連の動作”のことを指す、と言ったほうが良いかもしれません。いわゆる「跳ね起き」と呼ばれるこのトリック(動作)は、ヨーヨーの世界では大会で長年行われてきており、一般的にはループではなくパンチをしながら行うことが多いです。

レイ・オン・ザ・バック・パンチの状態から手を使わずに跳ね起きし、立ち上がった状態のツーハンド・バーティカル・パンチ(ダブル・バーチ)に移ります。パンチを維持しながら跳ね起きすること自体が目的なので、パンチの回数に決まりはありません。

※挑戦する前には柔軟体操などを行い、ケガには十分注意して練習してください。

成功基準

  • 寝そべった状態から、パンチを維持しながら首跳ね起きで立ち上がる

トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。

前提トリック

跳ね起きの練習が必要

このトリックはヨーヨーの練習もさることながら、跳ね起きというアクロバットを習得することが前提となります。最初はヨーヨーを持たず、手を使った跳ね起きの練習をしましょう。YouTubeで「跳ね起き」や「ネックスプリング」と検索すると、アクロバットやダンス目的の様々な解説動画があるので調べてみてください。跳ね起きを無理なくこなせるようになってから、実際にヨーヨーをしながら練習するステップへ移ってください。

豆知識

アクロバティックなトリックの代表例とも言えるキック・アップ(蹴り上げ)ですが、第1期ハイパーヨーヨーの大会(ジャパンチャンピオンシップ)で行われるようになって以来、主に2Aの派手な技として認知され、これまでに多くの選手が披露してきました。元々動きの大きい2Aにアクロバットな動きを取り入れることで、魅せ方の幅を広げています。

2A向けおすすめヨーヨーなど

◆この記事を書いた人
荒牧淳(アル)

1997年にヨーヨーを始め、1998年の第3回ジャパンチャンピオンシップ・チームプレイ部門で全国優勝を果たす。個人では3Aをメインスタイルとし、2001年世界大会でツーハンドトラピーズを世界で初めてステージ上で成功させ3位入賞。2003年世界大会では準優勝に輝いてる。2016年からはリワインド渋谷店スタッフとして店頭に立っている。

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