ストリングを離してトリックを行うスタイル、オフストリングの始まりです。公式の競技会では4Aと呼ばれています。
フォワード・パスをして、ヨーヨーがストリングから離れる前に、反対の手でストリングを上からつかんで抑えます。するとヨーヨーが上に飛んでいくので、落下してきたところをマウントします。
最後はヨーヨーを軽く前後に揺らして、前へ(奥へ)振ると同時に、ストリングをヨーヨーのスリット(溝)に放り込むと、ヨーヨーが戻ってきます。通常のフォワード・パスと同じ手の向きでキャッチしましょう。
なかなか戻せない場合、ストリングを長めにするか、太いストリングを使用しましょう。数センチ長くなるだけでも戻しやすくなるはずです。
成功基準
- 確実にマウントする
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
マウントのコツは「利き手でヨーヨーを追う」
ヨーヨーを完璧にまっすぐ飛ばして落とすのは相当難しいです。そのためどちらかといえば、斜めに飛んでしまったヨーヨーを追いかけてリカバリーする方が重要になってきます。
ポイントは利き手でヨーヨーを追うこと。同時に、ストリングの下からヨーヨーを見ます。落下してくるヨーヨーを恐れず、ストリングもヨーヨーも一緒に見なければいけません。反対の手で追うことも可能ですが、フォームの無駄も、遠近感の差も出やすいためおすすめしません。
解説は01:15から。
派生
オフストリングにおける初手のマウントのバリエーションは、すべてフォワード・パス・マウントの派生といえます。以下に一例を掲載します。
- OSブレイン・ツイスター・マウント
- OSボトム・マウント
- オリバーズ・ロケット(ブレイクアウェイ・マウント)
- アーム・フロント・マウント
- アーム・バック・マウント