ベルベット・ロールの応用技で、ブルーライン系トリックの基本形。先にベルベット・ロールを習得していると、ブルーライン・ロールもスムーズに覚えられます。
ベルベット・ロールとサマーソルトの動作は同じですが、決定的に違うのはトリックの構造。左右のストリングが独立した状態で行うベルベット・ロールに対し、ブルーライン・ロールは左右のストリングが交差し、いわゆるキンク状態になっています。
ベルベット・ロール同様、前後の手の位置が元に戻る所(左右のヨーヨーをそれぞれ1回ずつサマーソルトした所)で1回とカウントします。
動画を見ながらマウントの入り方とほどき方を覚え、ベルベット・ロールの要領でヨーヨーを動かしましょう。
成功基準
- 3回以上
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
ヨーヨー同士の衝突を防ぐには
ベルベット・ロール同様、ヨーヨー同士が衝突しやすいです。これはサマーソルトの勢いがつきすぎてしまうことで起こるので、回したヨーヨーをピタッと止める練習をしましょう。また、前後の手の間隔を広く取ることも、衝突を防ぐ方法のひとつです。
派生
豆知識
ブルーラインという名称は、アメリカの地下鉄の路線名に由来。トリック自体は2000年頃からあり、3Aフリースタイルの定番トリックとなっています。