ワンハンド・バインドは4:53から。
片手で行うバインドの、もっとも基本的な形です。
よく、この形からストリングがすっぽ抜けて、バインドにならないという質問をされることがあります。対処法としては、人差し指にかかっているストリングを、外すタイミングでヨーヨーの中に軽く放ること。最初は無理矢理ストリングを巻き込ませるイメージです。
あわせて、ヨーヨーに勢いはつけないことを意識しましょう。解説動画では勢いよくヨーヨーを落としているように見えるかもしれませんが、実際には最小限のスピードで外側へ放っているだけです。勢いが強すぎると、巻き込ませようとしたストリングもすっぽ抜けてしまうので注意。
ヨーヨーを外へ勢いよく放ってしまうと、バインドになる前にストリングが抜けてしまいます。
慣れないうちはストリングが中で噛むことが多いため、キャッチ後は必ず一度ふわっと軽く投げて、噛んでないかを確認しましょう。
成功基準
- 確実にマウントする
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
- トラピーズ
- ダブル・オア・ナッシング
派生
実際に他のトリックからつなぐときは、プラスチック・ウィップからつなぐケースが多いです。外側に回す方のプラスチック・ウィップから直接ワンハンド・バインドで戻すという形は、1Aだけでなく3Aにおいても重宝します。
回し方次第で見せ方を変えられるトリックでもあります。ロールしてから手を離すことでスピード感をつけたり、離すタイミングを変えることでキャッチするポジションを変化させてみるのも良いでしょう。以下は一例です。
該当部分は4:02から。