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トリック名の記号の種類による意味の違いと命名時の省略する単語

トリック名の記号の種類による意味の違い

・→主に「同時」「トリック名ごとの英単語の区切り目」。
トリック名の英単語の区切り目、または前後の要素が同時に行われる、または前後の要素が構造上離れないもの、つながることで特有の要素になるものを表す。通常はこれを使う。ハイフンで結ばれている場合や、コンボ(Combo)の前には中点を用いない
※コンボ(Combo)自体は、トリック名ではないため
※名詞としてひと単語にまとめられている例がある場合はそれを採用する。ブレインツイスターはひと単語の例があるが、ローラー・コースターは自動詞でハイフンで結んでいるため省略しない。

&→主に「別のトリックへの連繋」「片手ずつ別のトリックを行う」「要素の足し算」を強調したい場合。
別のトリックを続けて行う、それは構造上は分離している要素同士であることを表す。または分離している要素同士を足したことを表す。トリック単体に名付けるより、検定などで採用されるコンボに便宜上名前をつける際に使うことが多い

to→主に「別の要素への強制的な連繋」「連繋により元の要素が変化する」を強調したい場合。
構造上は分離しているため同時では行われないが、前の形から後の形へ強制的に、または自然とつながることを表す。もしくは、同時ではなく続けて行うものと強調するために使う。前の形から次の形への繋ぎの意味が、元の要素の技の素質を別物に変えるときに使う

【中点[・]例】
ダブル・ループ→英語の区切り目
サマーソルト・イーライ・ホップ→サマーソルトの勢いを利用してホップをする。利用しなければサ&ホになる
リキャプチャー・ターン→リキャプチャーをしながら体の向きを変えることは同時に発生している

【アンド[&]例】
スロー&キャッチ→投げる部分と戻す部分は分離している
クロス・アーム・トラピーズ&ギフト・ラップ→片手でク、もう片手でギを行う
リバース・ソロハム&リリース→リバース・ソロハムの形とリリースの要素は分離している
ソロハム・オービット・ザ・レッグ&アーム→レとアをまとめて一緒に越える。これは要素の足し算である
アウトサイド・アトム・マウント&クロス・アーム・トラピーズ→繋げて行うが、クアトの要素の素質は変化していない

【トゥ[to]例】
グラインド・トゥ・スラック・バインド→グからスバへ移るのは強制である。グとスバは同時には発生しない
オーバーヘッド・キンク・トゥ・ツーハンド・トラピーズ→オキからツトへ移るのは自然な形である。頭の上の高さで行うツトは別のトリックである
プラスチック・ウィップ・トゥ・ツーハンド・トラピーズ→プからツトへ移るのは自然な形。ツトの難度(素質)が通常のツト(ダイレクト)から変わっている

これらの命名基本規則は、名称不詳のトリックに対しリワインドで命名する際に用いるものであり、以前から存在するトリックに積極的に干渉するものではありません。

【例外】
コンボ:上述の通り、それ自体はトリック名でないため、記号は用いない
~~2、1.5などの数字:確実に前後の単語と分離しているのが明白であるため、記号は用いない

【ほか】
副詞のedは省略する(One-Handed, Two-Handed)
所有格は省略する(Eli’s Hop)