ブレインツイスター・マウントからの応用トリックです。
ここから発展するトリックが少なく、かなり影がうすいトリックなのですが、1997年の初代ハイパーヨーヨーでは認定トリックとして収録され、タイアップ連載されていたヨーヨー漫画『超速スピナー』でも初期に登場した影響などで、一定の知名度を持っていました。
最初にブレインツイスター・マウントをして、利き手のストリングを人差し指の上にかけます。
利き手の人差し指で一番手前のストリングを取り、ヨーヨーを手前に揺らして、その取ったストリングに乗せ替えます。この時、中指のストリングは中指をたたんで避けておき、あくまで1本だけにマウントします。
乗せ替えたら利き手の人差し指を離し、以降は同じ乗せ替えの繰り返しをしてキャッチです。
成功基準
- 手前に3回以上乗せ替えを行う
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
- ブレインツイスター・マウント
豆知識
97年初代ハイパーヨーヨーの、上級者向けトリックリストに位置した、ハイパーレベルに収録されていたトリックです。
現在は、バレル・ロールといえば97年当時のアトミック・ファイヤーのことを指しますが、日本においては元々こちらがバレル・ロールでした。より正確にいえば、当時の表記はバレルロールで、中点がありませんでした。
呼称が変わった理由など、詳しくはバレル・ロール(アトミック・ファイヤー)の豆知識を参照ください。
ちなみに2010年第3期ハイパーヨーヨーではインフィニティ・ロールと呼ばれ、モーターを搭載したハイパーインフィニティというモデルのCMで紹介されていました。