マッハ・ファイブの状態で、真ん中のストリングを軸に、ヨーヨーを三次元方向にぐるぐると回すトリックです。
三次元方向というとピンと来にくいかもしれませんが、要するにヨーヨーの回転方向を無視して回すということです。近年のヨーヨーのスリープ力で、特にバインドヨーヨーであれば問題はないでしょうが、それでも無茶に回せばさすがに傾いたりスリープが止まったりするので、油断は禁物です。
両手の上下を入れ替えるところがスムーズにできるかがポイント。入れ替える直前、一瞬ヨーヨーを回すスピードをゆるめると良いでしょう。
成功基準
- 利き手が上で2回以上、その後に手の上下を入れ替えて同回数回す
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
- マッハ・ファイブ
豆知識
チーム五円玉ファミリーのリーダーだった栗田重里選手(元チームシャクラー)が開発したことから『五円玉スペシャル』と呼ばれています。どういうことだと思うかもしれませんが、そういうことらしいです。
2000年代前半に開発されたトリックであり、当時チーム名などはとても自由な風潮であったため、トリック名も強く影響を受けています。ラブ・マシーンとか、ナンダカンダとか、ボヨンボヨンとかも冷静に考えればそう。