スリーパーしたヨーヨーに指を押し当てて、ヨーヨーの角度を徐々に変えていくトリックです。
ジャイロと名前がついていますが、通常のジャイロとは構造が異なります。
プル・スリーパーと同じく、フィンガー・スピン系トリックの始動に用いることもでき、トリックというよりはテクニックという印象もあります。しかし人によって得意不得意の差が出やすいため、好みによって使い分けましょう。
成功基準
- 独立して回転する機構を利用しない(ハブスタックやアクセルディスクなど)
- 指の上で確実にスリープする
スリープができるようになったら、フィンガー・スピン&ラセレーション・バインドの要領で、キャッチにも挑戦しましょう。DNA(トルネード・バインド)のように巻きつけて、DNAをせずそのままキャッチしてもOK。
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
豆知識
もともとテクニックとして古くから存在していましたが、2010年ハイパーヨーヨー第三期にグリフォン・フィンガーと名付けられてから、トリックとして認識されるようになりました。
グリフォン・フィンガーという名前は、当時のメインキャラクターであるトップスピナーのテイラー氏が、ブレイズグリフォンでの目玉トリックとして披露したときに名付けられました。
