戻したヨーヨーを、ループやホップ《2A》と同じように返すことで再びスリープさせるテクニックを『リジェネレーション』といいます。これを、トラピーズ（ムーンサルト）からアウトサイド・ループ（アストロ・ループ）を続けて行うトリックです。
マウントするのはストリングトリックですが、返すときはルーピングトリックですので、両方が噛み合うヨーヨーを探すのも、実際に成功させるのもなかなか難しいです。基本的にはルーピングヨーヨーのギャップを広げたり、幅が狭めのビギナー向けのヨーヨーを使うことをおすすめします。
スリープは弱めにしないと、返すときにコントロールができません。終始最小限の力でスリープしましょう。
連続で行う
ヨーヨーの返し方がわかったら、2回以上連続で行ってみましょう。参考例がこちら。
成功基準
- 1回以上
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
派生
通常はアウトサイド・ループで返し続けるトリックですが、インサイド・ループで返すこともできます。さらに難しくなりますが…。
豆知識
1997年初代ハイパーヨーヨー展開時に出版された、ハイパーヨーヨートリックスに収録されていたトリックです。当時は『ムーンサルト・リジェネレーション』という名前で、連続で行うことのみが規定となっており、特に回数に規定は設けられていませんでした。