ルーピングの基本技を使って音楽に合わせる練習です。
スローダウン4回→フォワード・パス4回→ツーハンド・アラウンド・ザ・ワールド(ダブル・アラウンド)→ツーハンド・インサイド・ループ(ダブル・ループ)の順番で音楽に合わせてトライしてみましょう。
音楽が始まる前にスローダウンの構えをします。青の間にストリングを伸ばしきってキャッチ。白の間に次の技をスタートしておきます。
スローダウンのパートの最後の白でダブル・アラウンド開始、次の青で伸ばしきります。黄色でアラウンドの周回を揃え、赤でキャッチ。
ダブル・アラウンドのパートの最後の白でダブル・ループ開始、次の青で伸ばしきります。黄色の間、リズムに合わせながらダブル・ループ。青で利き手はワープ・ドライブ開始。反対側はキャッチ。
最後は音楽の切れ目の赤で利き手もキャッチします。
まずは焦らず、このような基本技で練習しましょう。
問題なくできるか、逆に難しい場合は自分がやりやすいよう技を増やしたりしてもOKです。
成功基準
- 音楽に正確に合わせる
トリックを習得できたかどうかを判断する目安です。トリックリストや競技会によっては、成功条件が異なる場合がありますので、検定を受ける際などはルールを事前に必ず確認しましょう。
前提トリック
- ツーハンド・スローダウン
- ツーハンド・フォワード・パス
- ツーハンド・アラウンド・ザ・ワールド
- ツーハンド・インサイド・ループ(ダブル・ループ)
- ワープ・ドライブ
ヨーヨーでリズムを取る
ヨーヨーでリズムを取るのは、ダンスや手拍子とはタイミングが異なります。重要なのは、①構え ②投げ始め ③キャッチ の3つ。各技それぞれのタイミングを体に覚えさせることで、思い通りに音楽に合わせやすくなります。
派生
スキルが上がっていったら2Aフリースタイル・トレーニング02にも挑戦してみましょう!
豆知識
昔の大会では、「フリースタイル部門」というものがありました。これは、規定技をこなす部門とは別に、自分の好きな音楽に合わせてトリックを繰り出す自由演技の部門で、現在の1A部門や2A部門などのような内容です。この音楽に合わせて行うというのがとても重要で、ただBGMが流れている中で淡々とトリックを行うのではなく、あくまでも技と音が一体となることで表現力が生まれ、技自体の説得力も増してきます。技と音が合っている時はプレイヤーのテンションも高まりますし、何よりそれが面白いポイントでもあります。ぜひフリースタイルを楽しんでください!